【約束のネバーランド】アニメ1期の感想まとめ:エマとイザベラの対比など

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「約束のネバーランド」、1期終わってしまいましたねー!

いやはや、2期も2020年に放送されるとのことで、続きが楽しみですが、まずは1期の感想をまとめておきましょう。

今回は、アニメ「約束のネバーランド」1期の感想まとめです。人物に対する感想が多く、それぞれのキャラクターへの思いや考察を語っています。また、イザベラとエマの対比についてもちょこっと考えました。

ネタバレありの感想垂れ流し記事ですので、未視聴の方はご注意くださいね!

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アニメ「約束のネバーランド」1話の感想

実は、「約束のネバーランド」の1話を見たときは、ダリフラこと「ダーリン・イン・ザ・フランキス」を思い出し、懐かしんでいました。

なぜなら、「ダリフラ」も「約束のネバーランド」も、疑似的な親と子の関係を連想させる描写があるからです。

「ダリフラ」はパイロット養成施設のミストルティンにて、パパたちの指示のもと、大人を守るためにフランクスに乗る訓練をしていましたね。

一方、「約束のネバーランド」では、孤児院にいる子どもたちが一人のママのもとで幸せそうな日々を過ごしていました。

「ダリフラ」を連想したのは良いものの、この時点で、「ダリフラ」と「約束のネバーランド」はまったく別モノの作品だと理解しました。

視聴していくとその通りで、「約束のネバーランド」の子どもたちは一見幸せな生活をしているが、実は怪物の食い物として大事に育てられてきた様子。

子どもたちは真実を知らないという点は「ダリフラ」と一緒ですが、支配や洗脳もあまりなく、心の底から幸せに過ごしてきたという点が全然違います。

つまり「約束のネバーランド」は、「ダリフラ」のように毒親という要素はなく、飼育員と養殖された餌という構図なわけです。

アニメ1話前半で、一瞬、これも毒親作品なのかと思ったのですが、1話終盤でコニーの無残な亡骸を発見したノーマンとエマがのちに脱走を試みるのを見て、いわゆるダーク・ファンタジーなんだなあと理解しました。というかホラーかと思いました。

それにしても、序盤は本当にママが怖かったです…。

ノーマンがとても可愛らしい

ノーマンは聡明な子どもでしたね。

そんな聡明な子が驚いたり、笑ったり、泣いたりと、感情を表に出すのがとてもいいなあと思うのです。

現実で聡明な人になかなか出会わないのですが、たまに見つけてもなんか表情が控えめだなあと思うことが多いです。

私の狭い世界の話なので、聡明かつ表情豊かな人だってたくさんいるのでしょうけれど。あまりにもみんな控えめなものだから、もっと表情見たいな~と思うわけです。

その点、ノーマンは表情豊かで好きですねえ。

きっと、それまで幸せに育ってきたから、エマやレイと楽しく過ごしてきたから、表情も豊かなんでしょうねえ。

いいですね。

特に、聡明な人がニコって笑うところや、恐怖にゆがむところがグッときます。

聡明な人ですら楽しくなっちゃうことなのか!とか、そんなに恐ろしい状況なのか…なあんて考えるのが楽しいです。

なんだろう、私は頭の良し悪しにコンプレックスでもあるのかもしれませんね。

シスター・クローネについて

シスター・クローネが最初に登場した時、なんだこの狂人は!?と鳥肌が立ったのを覚えております。

実際は、理不尽な世界になんとか抗いたいだけの、1人の人間だったのですが。

狂気じみた演出は、彼女がどれだけの思いで生きてきたか、その裏返しのような気がします。

生きたいという気持ちが強いからこそ、正気でいられなくなってくる。精神のバランスを保つのが大変だったのだろうと思います。

まあでも、本当に恐ろしい人間だと思わせるように描写されていますよね、彼女。

子どもたちと契約したのち、怪物の餌食になる際の回想で、ようやく彼女がどう生きてきたのかがわかったわけですが…それがもうつらい。

彼女も犠牲者に過ぎないのだと、そう思わざるを得ない世界の仕組み。

スコアが良ければ、餌かママを選べる。

でも結局、どちらを選んでも地獄の始まりです。

クローネは、ママを選んで、生きることを選んだ。だのに…

イザベラにはクローネの考えていることなんてすべてお見通しで、結局ははかない最期を迎えてしまった。

なんなら、イザベラどころか、グランマもお見通しだったのだろうなあ。クローネの反抗心は。

ママになって逆らおうものなら、結局訪れるのは死、なんですね。

イザベラについて

イザベラはクローネとは違う抗い方をしたのだろうなと思っています。

彼女の場合は、反抗するわけでもなく、ずっと子どもたちを制御しつづけてきました。

そして、少しでも長く、生き延びる。

大好きだった男の子がいなくなり、崖を見て脱走する気も起らず、ただただ出荷を待った。

彼が生きていたということ、彼の歌を忘れないまま、ずっと生きた。

イザベラが生きている限り、彼が存在していたことを覚えている人がいる。彼の歌を覚えている人がいる。

う~ん、これが彼女なりの抗いなのでは、と思うのですが、いかがでしょうか?

全然読み違えてるかもしれないのですが…まあ、そういうのが好みなので、いいのです。

だからイザベラは、本当はすっごく優しいのだと、最終話を見て思いました。

出荷はすれど、それまでは我が子同然に可愛がるし(恐怖で脳が委縮するのを防ぐためかもしれないけど)、脱走に成功したエマたちには素直に「いってらっしゃい」といえる。

うーん、エマたちは気が付かないのかもしれない。彼女の本当の心には。

でも、人の心なんてそんなものですよね。言わなきゃわからない部分が大半です。

エマとイザベラの対比

イザベラの話をした流れで、エマとの対比についても語らせてください。

たぶん、エマってイザベラができなかったことをやってのけた子なんですよね。

イザベラが壁に上ったとき、その先の崖をみて絶望したし、既にその時には好きだった子もいなかった。脱走を試みる強い動機がなかったのだと思います。

でも、エマは最後までやり切った。たとえ、ノーマンが出荷されても。

エマとイザベラは、こういうところが違うのでしょうね。

お互いに根は優しい子だけど、根性が段違いというか、なんというか。

だからエマを中心に物語が動いていくのだなあ。

フィルについて

最後に、フィルについても軽く触れたい。

フィルくん、いくつ??4歳ですよね!?!?

彼、4歳とは思えないほど鋭いし、物分かりもいいですよね…。

単純にノーマンやレイみたいに賢いのか、レイみたいに胎児の頃の記憶があるのかと考えてみたのですが、なーんかそういうのじゃなさそうなんですよねえ。なんだろ。

とにかく、脱走の際もママの足止めをしてくれたり、それ以前にハウスの人物の異変にも敏感に気づいていて、本当なんなのこの子って感じです。

なんか今後の重要人物になるのだろうと思いつつ、原作未読の私は原作をぐいぐい読むか、アニメ2期まで待つか悩みどころです。

マンガ読んじゃうと、止まらなくなるだろうと思うんですよねえ。そうすれば、2期の範囲も読んじゃうんだろうなあ。

うええ、悩む、悩みます~~~!

いずれにせよ、原作を読むのは決まってます。作者にマージンがいかないのは良くないので!

まとめ:「約束のネバーランド」は2期が楽しみになるアニメだった!

いろいろ書きましたが、結局何が言いたいのかといいますと、2期が楽しみなんです。

いやあ、「やがて君になる」といい、「約束のネバーランド」といい、2期が気になるアニメは本当に良き。

どちらも原作があるのもまた良き。読みます。

今後は、施設の外がどうなっているのか、フィルは何者なのか、ママはどうなるのかあたりに注目してます!

見て良かった!

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