アニメ「ハクメイとミコチ」の感想:ほっこり和む作品【疲れた人におすすめ】

アニメ
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アニメ「ハクメイとミコチ」を視聴したので、感想をまとめます。

「ハクメイとミコチ」はマンガが原作で、2018年にアニメ化されました。

全13話で、すでに放送が終わっています。

「ハクメイとミコチ」がどんな世界観なのか、その魅力をお伝えできればと思います。

タイトルにある通り、非常に和むアニメですので、日々に疲れてしまった人にもおすすめです。

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アニメ「ハクメイとミコチ」の概要

アニメ「ハクメイとミコチ」は、2018年1月から放送開始された作品です。

原作はマンガです。以下詳細

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作者:樫木祐人
出版社:KADOKAWA
2020年5月1日現在、8巻出版されています。
内容としては、二人のこびとの女の子の生活を描いた、心温まる日々の物語です。
こびとの世界なので、周囲の生き物はみな巨大。この世界には現実世界の人間は存在しません。
次項で、もう少し詳しく世界観に触れましょう。

「ハクメイとミコチ」の世界観

左からミコチ・ハクメイ・「小骨」のマスター

「ハクメイとミコチ」というタイトルは、ハクメイ、ミコチという二人のこびとの女の子の名前の組み合わせでできています。

このハクメイとミコチという二人のこびとは、それぞれが仕事をしながら同居しています。ハクメイは修理屋、ミコチは料理や手芸などの手作りの品を市場に卸しています。仕事といえども、現代社会のような殺伐とした内容ではないので、安心して見ていられます。

そんな二人のこびととその周辺人物との物語を丁寧に、のんびりと見せてくれるのが「ハクメイとミコチ」というアニメです。

Amazonの商品ページでも、原作について次のように紹介されています。

ハクメイとミコチ。緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。愉快で穏やかな、森の日常劇!
出典:Amazon商品ページ

どうやらハクメイ、ミコチたちこびとは、身長9センチメートルのようですね。

こびとといえば、ジブリ映画の「借りぐらしのアリエッティ」という作品もありました。「ハクメイとミコチ」は「アリエッティ」よりもデフォルメされた外見をしています。もちっとしている、と言えばいいのでしょうか。

また、「アリエッティ」の世界では、人間の家の一部を借りて生活をしていました。「借りぐらしのアリエッティ」というタイトルだけあって、人間の物を借り、ひっそりと暮らしているといった感じです。

一方、「ハクメイとミコチ」は「アリエッティ」とは違って、こびとたちは外の世界で堂々と暮らしています。というか私たちのような大きな「人間」は、作中ではでてきません。こびとたちのサイズに合ったいろんな町があり、いろんな生き物が共生しています。

そうです、イタチやクワガタ、鳥などさまざまな生き物が登場するのですが、深刻な争いは起きません。起きてもけんか程度で済む、そんな平和な世界です。

アニメ「ハクメイとミコチ」の感想

私は原作はまだ読んでおらず、アニメのほうも詳しく調べずに視聴を開始しました。

なので、ストーリーとかも全然知らなかったのですが、1話を視聴し終えて「スローライフ」がテーマなのかなあと思いました。

雰囲気でいえば、スローライフが売りの任天堂のゲーム「どうぶつの森」よりももっとほっこりする作品です(伝われ!)

ハクメイを男の子だと思った

アニメを視聴し始めた当初は、ハクメイが大工さんのようなお仕事をしていたので、てっきり男の子かと思っていました。

ところがどっこい、視聴を続けていくとどうやら女の子であることに気づき、やんちゃな女の子なんだなぁと思いました。

実際、ハクメイが勤める修理屋は男の人ばかりで、その中でハクメイは珍しく女の子って感じでした。危ない作業もあるみたいなので、その中で頑張っているのはすごい。ハクメイは頑張り屋さんですね。(家のことはできないけど)

おいしそうな料理も魅力

ミコチの料理は絶品で、ハクメイは食いしん坊。

だからか、やたらめったらおいしそうな食事が出てくるんですよね。

その出てくる料理が本当においしそうで、真似したくなる品もいくつかありました。

野宿の際にミコチとハクメイが作った料理

料理のためには材料を集める必要があり、釣りをしたり、森で木の実や果実を集めたりする描写が結構あります。

その際、出てくる材料のすべてがこびと二人の体に対して大きいので、こびとの世界を観ているという実感があります。

たまに市場で買い物をすることもあって、それがまた楽しそうでいいなぁと。

特に、「小骨」というお店でコーヒーを飲むシーンが好きです。「小骨」のマスターがとてもいい人で。ちなみに、マスターの声は緒方さんです。カードキャプターさくらの雪兎さんとか、エヴァンゲリオンのシンジくんとか。なぜ声優さんに触れたのかというと、マスターの雰囲気にすごくマッチしてるんです。

そんなマスターとハクメイ、ミコチのやり取りが和むというか、ほっこりします。

ねこどん
ねこどん

そう、ほっこりするんです♨

「ハクメイとミコチ」は深呼吸をするためのアニメ

食事のシーンが多いからか、あったかい飲み物を飲むシーンが上手に描かれているからか、「ハクメイとミコチ」を見ているとすごく落ち着きます。

アニメを見て心が落ち着くのは久しぶりでした。

いつもは、戦いや葛藤・戸惑い・人間関係のもつれなどが描かれているアニメを好んで見ているからか、「ハクメイとミコチ」は深呼吸をするためのアニメのようだと思いました。癒しです。

忙しい日々のちょっとした休憩、それが「ハクメイとミコチ」だなと。

だから、心の落ち着きを取り戻したい人や、お疲れ気味の人に見てもらいたい作品だと思います。

本当に、ほっとするんです。

好きなキャラクター紹介

「ハクメイとミコチ」の世界には、魅力的なキャラクターがたくさんいます。

例えば、先ほどの画像にも載っていた「小骨」のマスターとか、卵に住んでる美容師さんとかが非常に個性的で好きです。

他にも、実験が好きな「セン」という女の子がいて、この子もとても魅力的です。

一番右の女の子が「セン」

釣り目がちで、物静かなんだけど、実験などこだわっていることの話になるとすごく熱くなる子です。興味のあることに集中しすぎちゃう子ですね。瞳孔が縦長で、なんか蛇っぽい印象を受けました。

何話だったか忘れましたが、「セン」のお洋服を作る回があって、そのときに作ったお洋服が可愛かったです。お人形さんみたいでした。

アニメにはまったら見たい本として、ハクメイとミコチのワールドガイドがあります。

キャラクターの詳細がわかる副読本です。「足下の歩き方」というタイトルがまた良いですね。描きおろしイラストがたんまり載っており、とても見ごたえがあるかと思います。

まとめ:「ハクメイとミコチ」は心の休憩場

今まで観てきたアニメの中で、一番心が落ち着いたのが「ハクメイとミコチ」でした。

もちろん、他にもたくさん心が落ち着くような、和むような作品はあるのでしょうけれど、私が知っている作品の中では「トップ・オブ・落ち着く」です。

最近お疲れ気味の方、頭を使う作品を見る元気のない方は、「ハクメイとミコチ」なら少しはほっと一息つけるんじゃないでしょうか。そんな気がします。

あたたかい作品、とも言えますね。

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