年末にアニメをイッキ見しました。ねこどんです🐾
2019年は社会人になったばかりの1年で、右も左もわからず、毎日疲労ですぐに眠る日々を過ごしていました。そんな中でアニメをリアタイで追うことはできず、また現行のアニメの録画も放置してしまう日々です。
それでも休日などの余裕のある日に、Amazon Prime Videoを活用し、人におすすめされたり自分が興味を持ったアニメを見る時間を作っていました。
や〜、なかなか感動したアニメも多くて、最新作でなくとも人におすすめしたいなあと思いまして。
今回は今年、自身が視聴したアニメから何度も見たい作品をピックアップし、おすすめしたい理由をまとめます。
作品を追いかけることに疲れた人やAmazon Primeを持て余している人などのお役に立てれば良いなあと思います。
2019年に見たアニメをまとめる
まず、2019年に見たアニメを列挙してみます。
- 凪のあすから
- プリンセス・プリンシパル
- 幼女戦記
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
- 約束のネバーランド
- ハッピーシュガーライフ
- 冴えない彼女の育て方♭
- 鬼滅の刃
ふむ…このくらいでしょうか。
この中からもう一度みたいアニメを選出しますと…
- 凪のあすから
- 幼女戦記
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
- 約束のネバーランド
- 鬼滅の刃
- 冴えない彼女の育て方♭
以上6作品ですかねえ。
なぜ上記6作品が繰り返しみたい作品入りなのかを、以降説明していきますね!
※多少のネタバレが含まれるので、ご注意ください。
もう一度見たいアニメを紹介する
凪のあすから
「凪のあすから」はかなり面白かったので、個人的に超ヒット作品です!
ちなみに、別記事で感想をまとめていたりします。
▶「凪のあすから」を見て感動しすぎたので感想をまとめる
なぜ「凪のあすから」が個人的にヒットしたかといいますと、やはり人間関係が主なテーマだからです。
特に人間関係の中でも、愛や大切な人にどう向き合うかが丁寧に描かれているのがポイント高いです。
見始めた段階では「よくある恋愛ものか〜」「ガキンチョが片思いしてるだけか、つまらんな…」なんて思っていたのですが、それが大間違い。よくある恋愛ものというくくりにしてしまっては、非常にもったいないです。
世界観が陸の人と海の人で体の作りがちょっと違う世界で、なんか対立しちゃってるんですよね。差別や偏見が飛び交い、陸と海でなかなか歩み寄ることができない。
そんな世界で立場とか関係なく人を好きになっていく登場人物たちの心情や行動に注目です。
特に、主人公たちの働きかけによって、世界がどのように変化していくのかが見どころです。
大切な人を想うことを思い出させてくれる作品です。
幼女戦記
タイトルが結構誤解を生みそうな作品ですね。
かくいう私も、”幼女”の部分になんか嫌悪感を抱いて見ていませんでした。
視聴したきっかけは、友人に勧められたことです。
どうやら異世界転生した主人公の戦いを追いかけることができる作品でした。
作中で「存在X」と表現される「神」を名乗るものが登場するのですが、そいつの主義主張は主人公とまるで正反対です。
主人公は現代社会に生きる超合理的な人間で、なんでも合理的な選択に基づいて行動しています。
一方で「存在X」は神を名乗るだけあって、圧倒的な力で非合理なことばかりしでかします。神への信仰心がない主人公が気に入らなかったようで、どうにか信仰させようと邪魔ばかりしてくるのです。
「幼女戦記」を見て思ったことは、この世に神という存在が実在したとして、合理的であるなんてことはないのだろうなあということです。合理性とは人間が生み出した他者と共生するための道具であり、圧倒的な力を有した神にはそんなものは端から必要ないだろうという考えです。
だってそうですよね?神がいたならば楯突くものはその圧倒的な力でねじ伏せれば良いのですから。
超合理主義リアリストな主人公と非合理の化身である神は相容れない存在なのでしょう。
神の理不尽さと主人公の不憫さ、そして神に邪魔されてものし上がっていく有能っぷりをとくとご覧あれ。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
有名ですね。あの花です。
「あの花」がなぜもう一度見たい作品かというと、物語が進むにつれ、主人公だけでなく登場人物の各々が過去にとらわれてしまっていることがよくわかり、彼らがまた前を向けるようになるまでを見届けたいと思うからです。
最初は「ちょっと下品だなー」とか、「あぁ、また主人公がダサいTシャツ着てる系だ」などと思いながら見ていたのですが…かつて仲良かったみんなが仲悪くなってて、衝突on衝突で心苦しくなりながらも、なんかまた仲良くなれる気配を感じてずっと見てました。
ヒロインのめんまなんですが、彼女だけデザインが異質なんですよね。銀髪に大きな青い目で、白い肌。最初から異質だなあと。そりゃあ、周囲の男の子は惚れるでしょうね。他と違うんだもん。
ただ、そういうところで嫌な気分にさせられる暇もなく、そもそもめんまさんはこの世にいないんですよね。
なんで帰ってきたのか。
この作品の面白いところは、みんなが徐々に心中をぶちまけるようになるところです。
はじめは主人公の心中が多くて、どうも周囲との壁を感じるのですが、蓋を開けてみればみんな抱え込んでいるものはめんま絡みで。
みんなが今を生きるためにもめんまとの本当の”お別れ”が必要だったんだなあと。
今を生きることがどういうことなのかを考えさせられる作品ですね。
約束のネバーランド
これは2019年春に放送されていましたね。
平たく言えば、ディストピア。
感想をまとめた別記事もあります!
▶【約束のネバーランド】アニメ1期の感想まとめ!エマとイザベラの対比など
原作はコミックで、アニメ放送により爆発的にヒットしたこの作品。後の「鬼滅の刃」のアニメ化ですっかり話題に上らなくなりましたが…
人間が食い物にされる世界で、孤児院という名の偽りの平和の中で生かされる。
その実態は、怪物への良質な贄を生産する施設。
はいディストピアー。しんどい。
何がしんどいって、子どもたちが信頼していたママ(孤児院の管理者)がぬかりない敵っていうところですよ…。
この作品では、施設の中でも特に優秀な3人の子どもが真実に気づき、孤児院から脱出する計画を立て、ママにさとられないように計画を実行しようと動く様を見届けなくてはならないのですが…
めちゃくちゃヒヤヒヤする!!!笑
いやもうこんなにヒヤヒヤしながら敵の動きや思考を勘ぐる作品は久々でした。
さてさて、子どもたちは孤児院から脱出できるのでしょうか。ご自身の目でお確かめください。
鬼滅の刃
言わずもがな有名な「鬼滅の刃」。
2019年で最も流行った作品は「鬼滅の刃」でしょうか。
コミックの売上がほぼ上位独占状態だと話題になったのが懐かしいです。
「鬼滅の刃」の面白いところは、主人公炭治郎がありえないほどに前向きなところです。
第一話で一家惨殺。普通なら病むか死ぬかかと思うのですが、炭治郎は一味違います。
鬼になってしまった妹を救うために、鬼殺隊になるためのきつい修行を乗り越え、鬼と戦うことになります。
炭治郎の辛いことの乗り越え方で面白かったのが、「長男だからまだ頑張れる!!!」とか「長男だから耐えられる!!!」的なことを自分に言い聞かせて無理やり突破する精神力です笑
何度「長男でも無理でしょ」と思ったことやら笑
それでも炭治郎はどんどん乗り越えていくので、状況がどんなに絶望的でもなんだか安心して見ていられます。
あとは他の登場人物に魅力的な人物が多いところもおすすめポイントですね。
例えば、善逸っていう超泣き虫な仲間がいるんですけれど、普段は女好きで臆病でびゃあびゃあうるさいのに気絶するとめちゃくちゃ強いのです。
そういうギャップもふんだんに散りばめられたこの作品、王道のバトルものとして熱い展開が好きな方にはぜひ見てもらいたいですね!
コミックスもいっぱい出てます。
冴えない彼女の育て方♭
「冴えない彼女の育て方」は、2019年に劇場版「冴えない彼女の育て方fine」を見たことがきっかけで再度視聴しました。
いやはや、なぜ1期ではなく2期を繰り返し見たいかといいますと、8話が最高だからですね。
ヒロインの加藤恵は、ひょんなことからギャルゲーづくりに巻き込まれてメインヒロインとして主人公倫也と親しくなったのですが(アニメ1期)、いざ完成間際というところでトラブル発生。その際に加藤は倫也に「何かあったら力になるから相談してね」的なことを伝え、実際にいつでも助けられるように予定を空けたりしていました。
ところが…倫也は加藤に頼らず、納期を諦めてしまいました。
そのせいで加藤と倫也は一時期口も聞かない状態に。正確には、倫也が加藤に相手をしてもらえない状態になってしまいました。いわゆる喧嘩ですね。
加藤は本気でみんなとのゲームづくりが楽しかったから力になりたかったのに、頼ってもらえなかった。メインヒロインという曖昧な役割を背負わされて、実際には頼られない。自分だけ蚊帳の外のような、ひどい孤独を味わってしまった。
これは怒って当然ですよね。
ただ、その仲直りをしたのが8話だったのですが、倫也と加藤のやり取りが最高なんですよ…。
倫也は加藤にみんなでゲームづくりを完走した感動を味わえるように、加藤が参加できるような企画を考えてくる。
加藤はちゃんと今まで感じてきた気持ちを倫也に精一杯ぶつける。両者が一歩歩み寄る。
このシーンを見るために、私はどうしても「冴えない彼女の育て方♭」を見てしまうのです。
それに、以降の加藤のヒロイン力は半端ないですよ。そういうところも魅力です。
やはり心情を丁寧に描いた作品は面白い!
▼今回語った作品
- 凪のあすから
- 幼女戦記
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
- 約束のネバーランド
- 鬼滅の刃
- 冴えない彼女の育て方♭
一通りおすすめをまとめて振り返ってみますが、やはり私は人間の心理描写や心情によってどういう行動に出るのかを丁寧に描かれた作品が好きなんだなあと思いました。
鬼滅の刃、約束のネバーランドはそういった意味では好みではないのですが、物語自体が面白いですね。
今回挙げた作品の中で、1番好きな作品は「凪のあすから」です。2番は「幼女戦記」。
また、今回ご紹介した作品の多くは、漫画や小説が原作だったりします。
それらも下の方に載せておきますね。
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