前々から自作キーボードにハマっていましたが、ついにキーキャップを自作し始めました。
作ったのは肉球のキーキャップなのですが、反省とか次に生かしたいので記録を残します。
これからキーキャップを作ろうという方にも作り方とか参考になればと思います。
小学生の自由工作にも良さげですね。
自作キーキャップの材料
私が使った材料や、あったほうがいいなと思ったものをあげておきます。
キーキャップの型
材料で重要なのは型かなって思います。特に初心者さんとかモノづくり自体が初めてな方は、型を自作するという経験がないのではと思います。
私も粘土やらレジンやらやったことはあっても、型を自作したことはないです。割と気が短いので精密さが求められる作業は苦手ですw
なので、型は既製品を購入しました。初心者さんは購入するのが楽で失敗も減って良いと思います。
私が購入した型は上の商品なのですが、中国の商品であるため中国内ではChina postという配達業者が配達します。配送に4週間くらいはかかったし、外袋が破けて中に雨水がどっぷり入っていたし、しまいには内袋にも謎の水が大量に入っていたので、そういうのが気になる方にはおすすめしません。

いったい何の水だったんだ…
安心できる商品がいい!という方は、遊舎工房さんで購入されるのが良いと思います。日本のお店なので、何かあった時も丁寧に対応してくれますし、配送に4週間も待たされません。
https://shop.yushakobo.jp/products/a0400si?_pos=1&_sid=1f7b16d23&_ss=r
型以外に必要な材料
- UVレジン
- 着色するもの(着色剤がおすすめ)
タミヤカラーやプリンターのインクで着色してる方も見かけます。
- 中に入れるパーツ(必要であれば)
- UVライト
- つまようじ(レジンを混ぜたり、型の細かい部分に流したり)
- レジンを混ぜる場所(シリコンカップや薬味皿が使いやすい)
- ラップ(型からあふれるので)
- はさみorニッパー
- やすり(あれば)
- 筆(やすりを使う場合)
- 手袋(レジンは直接触るとアレルギーを発症します。食品に使うニトリル手袋などが使いやすくておすすめです。)
キーキャップの作り方
完成品は↑の写真の肉球です。
ざっくりですが作り方も載せときます。
私が作ったのは肉球のキーキャップですが、普通のキーキャップでも概ね作り方は同じです。
①レジンを着色する
シリコンカップや使い捨ての薬味皿などに、レジンを入れて着色剤と混ぜていきます。
着色するときは、塗料を爪楊枝で取って少しずつレジンに混ぜていくと、着色のし過ぎを防げます。
※レジンは着色しすぎると硬化しなくなるので注意です。(体感ですが、着色剤は5~6滴から硬化しにくくなってきます。)
私は肉球の色から作っていきました(一番最初に流し込む部位なので)
②型に少量ずつ流し込み、ライトを当てて硬化させる(型の5割くらいにとどめる)
一気に流し込むと硬化しません!!!2回程度にわけて硬化させる気持ちで調節してください。
ライトは毎回2分くらいは当ててます。硬化し損ねるとべたべたします。(※素手で触るとレジンアレルギー発症のきっかけになったりするので注意です!)
ちなみに、型は3個ずつ隣に並んでいますが、真ん中を一つ空けたほうがいいです。理由は、型からあふれた時に隣のレジンと混ざってしまうからです☠
③キースイッチにはめる部分につまようじでレジンを流し、本体と型を合わせて硬化させる
キースイッチにはめる部分は細かいので、爪楊枝を使って気泡が入らないようにレジンを入れます。色は透明のほうが気泡が入っていないか確認しやすいです。
本体のほうの型と合体させるときに、本体のほうにもレジンを入れます。大体溢れるので、あらかじめラップを敷いておいて、型を合わせたら包んでライトを当てると被害が最小限で済みます。

私は机にこぼしました!!!
④型から外してバリを取る
絶対にバリはできます。はさみかニッパーでバリを取ります。
やすりで細かい部分を紙やすりやネイル用のバッファーなどでやすりがけするのもありです。やすった後はレジンが曇るので、透明のレジンを筆で塗って硬化させるとつやつやになります。
⑤完成!!!

自作キーキャップ(肉球)
参考になりそうな動画
Youtubeに肉球キーキャップの作り方を掲載している方がいました。肉球でなくても参考になると思います。
キーキャップにシールを入れている方もいます。日本語ではありませんが、作業工程を見ていれば参考になると思います。
まとめ
材料ちゃんとそろえる!
レジンは小分けに硬化させる!着色剤は入れ過ぎない!!
溢れるので注意!!!
是非、作ってみてくださいね。
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