
UVレジンでオリジナルキーキャップを自作!初心者でも簡単にできる作り方や必要な材料、注意点を詳しく解説。キーボードを自分好みにカスタムしたい方必見!
前々から自作キーボードにハマっていましたが、ついにキーキャップを自作し始めました。
作ったのは肉球のキーキャップなのですが、反省点や次回に生かしたいポイントを記録として残します。
これからキーキャップを作ろうと考えている方にも、作り方や注意点が参考になればと思います。
自作キーキャップの材料
以下、私が使った材料や、あると便利だったものを紹介します。
キーキャップの型
型は重要な要素です。特に初心者の方は、型を自作する経験がない場合が多いかと思います。
私自身、粘土やレジンの経験はあっても型を自作したことはなく、精密な作業が苦手なため、既製品の型を購入しました。
初心者の方には、市販の型を使うのが手軽で失敗も少なく、おすすめです。
ただし、私が購入した型は中国製で、配送に4週間ほどかかり、届いた際に外袋が破れて雨水が入り込んでいました。こういったリスクを避けたい方は、日本のショップで購入するのが良いでしょう。

一体いつどこの雨水だったんだ…
日本国内で安心して購入したい方は、遊舎工房さんを利用するのがおすすめです。
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型以外に必要な材料
- UVレジン
- 着色剤(専用のものがおすすめ。タミヤカラーやプリンターのインクを使用する方もいる)
- 中に入れるパーツ(装飾用)
- UVライト
- つまようじ(レジンを混ぜたり、型の細かい部分に流し込む)
- レジンを混ぜる容器(シリコンカップや薬味皿)
- ラップ(型から溢れないようにするため)
- はさみ or ニッパー
- 手袋(レジンは直接触るとアレルギーを引き起こす可能性があるため、ニトリル手袋などを着用すること)
- やすりや筆(仕上げ用)
キーキャップの作り方

完成したキーキャップ
完成品は▲の写真の肉球です。
ざっくりですが作り方も載せておきます。
私が作ったのは肉球のキーキャップですが、普通のキーキャップでも概ね作り方は同じです。
①レジンを着色する
シリコンカップや使い捨ての薬味皿に、レジン(さくらんぼ大程度)を入れ、着色剤を少しずつ混ぜます。
※ 着色剤を入れすぎると硬化しにくくなるため、少量ずつ調整しましょう。(目安として、5~6滴を超えると硬化しにくくなる)
② 型に少量ずつ流し込み、UVライトで硬化させる(型の5割程度まで)
一度に大量に流し込むと硬化しないため、2~3回に分けて硬化させることがポイントです。
UVライトは毎回2分ほど照射。硬化が不十分だとベタつくため注意しましょう。
※ 素手で触るとレジンアレルギーを発症する可能性があるため、必ず手袋を着用し、換気をしてください。
また、型は3個並んでいることが多いですが、中央を空けると隣のレジンと混ざる心配が減ります。
③ キースイッチ部分にレジンを流し、型を合わせて硬化させる

硬化中のキーキャップ
キースイッチ部分(型の薄い方にある「+」の形の部分)に、爪楊枝を使って気泡が入らないようにレジンを流し込みます。
型を合わせる際、空白部分ができないように反対側にも少量のレジンを流し込みましょう。
※ ラップを敷いておくと、溢れたレジンの処理が楽になります。

私は机にこぼしました!!!
④型から外してバリを取る
バリ(不要な部分)ができるため、はさみやニッパーで取り除きます。
紙やすりやネイル用バッファーで細かく整えると仕上がりが良くなります。
やすった部分は白く曇るため、透明のレジンを筆で塗って再度硬化させるとツヤが出ます。
⑤完成!!!

自作キーキャップ(肉球)
参考になりそうな動画
Youtubeに肉球キーキャップの作り方を掲載している方がいました。肉球でなくても参考になると思います。
キーキャップにシールを入れている方もいます。日本語ではありませんが、作業工程を見ていれば参考になると思います。
まとめ
レジンでキーキャップを作る際のポイント
- 型を自作しない場合は市販のものを購入する
- レジンアレルギー防止のため、必ずニトリル手袋を着用する
- 着色剤は入れすぎない(硬化不良の原因になる)
- UVライトで長めに硬化させる
- 型から多少溢れる程度にレジンを入れる
ぜひ、挑戦してみてください!
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