また怪しい中華ゲーム機を入手しました。どうも、ゲーム機好きなねこどんです🎮
今回は「Retroid Pocket 2」というAndroid 6.0搭載のエミュレータゲーム機です。
触ってみた感じや、使うならどう使うかなど、手に取ってどう思ったかをお伝えします。
Retroid Pocket 2の概要
「Retroid Pocket 2」は、Android 6.0搭載のゲーム機で、主な用途はエミュレータです。
出荷時に既にエミュレータアプリがひととおりプリインストールされており、設定さえしてしまえばお手持ちのゲームROMで遊べます(当たり前ですが、ROMは自分で吸出しましょう)
ROMの吸出し方→レトロベースダンパーv2で数種類のゲームROMのバックアップを取ってみた:気づいたことや課題など
https://www.kickstarter.com/projects/save-the-hero/salvage-writes-save-data-to-your-cartridge
約1万円から支援できるので、場合によってはこちらを選んだほうが多機能でお得かもしれません。
★対応機種★
- Game Boy (Color)
- Game Boy Advance
- SNES/SFC
- NINTENDO64
- Sega Genesis-Mega Drive
- NES/FC(オプション) etc…
Retroid Pocket 2の仕様 | |
---|---|
カラー | 11色(Retro/16Bit/16Bit US/RS1/RS2/RMS/8Bit/オレンジ/ブルー/ピンク/インディゴ) |
OS | Android 6.0デュアルブート |
CPU | Corx-A7 1.5GHzクアッドコア |
GPU | ARM Mali400-MP2 500MHz |
メモリ | 1GB LPDDR3 |
ストレージ | 8GB EMMC(内蔵)、32GB(MicoroSD) |
SDカードスロット | MicroSD(最大128GB) |
ディスプレイ | 3.5インチ、IPS、640×480 |
I/Oポート | USB Type-C、Mini-HDMI出力、イヤフォン |
ネットワーク | 無線LAN(802.11 b/g/n)、Bluetooth 4.0 |
バッテリー | 4,000mAh、充電時間2.5時間 |
本体サイズ | 81×153×17〜30ミリ |
本体重量 | 194グラム |
同梱物 | 本体、専用USBコントローラー×2、microUSBケーブル、HDMIケーブル、USB Type-C変換アダプタ、英文マニュアル |
対応エミュレーター | MD/GBA/GBC/PCE/SFC/PSP/FC/WSC/FBA/MAME/N64/PS1/DC等 |
機能 | Moonlight、マルチプレイ、Googleストア |
気になるのは、入手難易度。
普通、中華ゲーム機はメジャーなものならAmazonでも手に入るのですが、「Retroid Pocket 2」はそうはいきません。
国内だと、「ゲームガジェット」というお店で取り扱っているみたいなのですが、ちょっとそのお店の噂とか評価とか聞かないんですよねぇ。
ということで、私は海外の「Retroid Pocket 2」公式通販にて個人輸入しました。
Retroid Pocket 2の使用感
さて、Amazonでも取り扱っていない怪しさ満点の「Retroid Pocket 2」ですが、使用感はどうなのでしょう?
実際に手元にあるので、レビューしていきます。
操作性
操作性なのですが、はっきり言って悪いです。
というのも、ボタンが薄くて押し心地がかたいんですよね。
でも、このタイプのボタンだと、持ち歩いたときに壊れにくいのがメリットですね。
でっぱりがすごいボタンだと、荷物の中で押されたりして、負荷がかかってしまいます。その一方、でっぱりが薄いボタンなら、荷物の中でも無駄に負荷がかかることは少ないはずです。(左のスティックがでっぱっているので、すべてが帳消しになっていますが…)
ただ、アクションゲームやシューティングゲームなどの操作の正確さや素早さを求められるゲームとは相性が悪いです。
なんといってもボタンが固いので、指が痛くなっちゃいます。
RPGみたいな素早さを求められないタイプのゲームなら、普通に操作できます。
ちなみに、3時間くらいぶっ通しでRPGを遊ぶと指が痛くなってしまうので、RPGを短時間、という使い方が一番使い心地が良いかなという感じです(Bluetoothや有線でコントローラーを接続すれば、痛みは解決します。携帯機である意義は失われますが…。)
サイズ感
PSPと比較すると、横幅は小さいですが、縦幅が少し大きいです。
持ち歩く分には許容範囲だと思いますが、中華ゲーム機の中にはもっと小さいものもありますよね。
その分、画面は大きめなので、そこはメリットかと思います。
サウンド
これは正直わからんのですが、普通のAndroidのスマホとかと変わらないように思います。
普通に聞こえるし、音割れがひどいということもありません。
イヤホンで聞いてみても普通ですね。
バッテリー持ち
Androidなので、充電しないまま何日も放置するとバッテリーを使い切ってしまいます。
ゲーム中も、50%の状態でFCのゲームを2時間程遊んだら、バッテリー残量が低いことを示すアラートが出ました。残量を確認すると、15%まで減っていました。
上記のような感じなので、画面を表示していれば減りは早いし、画面オフで放置してもじわじわ減っていくといったところです。その辺のスマホと大差ないような気がします。
エミュレート性能
う~ん、私が持っているROMの中で負荷がデカいのは、N64とPS1かと思うのですが。。。
とりあえず、N64はもっさり動きます。
おそらく、プラグイン等の設定をいじれば動作は変わるはずですが、何もいじらないままだとカクカクします。
設定をどうするかは検索中です。。。(日本語の情報が少ないため、英語のサイトを中心に見て回ったほうが良さそう)
音がずれたり途切れたりもするので、初期状態のままでN64のゲームをするにはいまいちだなぁと思います。
PS1は今のところ平気です。風のクロノアを持っているのですが、普通に動いています。
N64はプリインストールのアプリ以外も試してみたほうが良いかもですね。(時間取れたらやりたい)
まとめ
ボタンが固いので、アクション系はきついが、小型なのでRPG系には向いてる。
私は、上記のように思ったので、ファミコンの「MOTHER」やGBの「ハム太郎2」などのソフトを持ち運ぶことにしました。
一応、SFCも入れていて、お気に入りの「星のカービィSDX」(ヤフオクでcartreaderを買って吸い出しました)も持ち歩いていますが、手が痛くなるので起動頻度は低めです。悲しいですね。
んま、私は互換機派なので、今回の中華エミュ機は好奇心で買っただけなんですけどね笑
コメント