【令和5年】基本情報技術者試験を受験して合格したので体験談【CBT】

スポンサーリンク

遅ればせながら、基本情報技術者試験を受験してまいりました。体験談をまとめておきます。

試験当日→試験対策の順でまとめているので、必要な個所をご覧ください。

スポンサーリンク

試験当日

試験はA試験、B試験をまとめて受けてきました。テスト開始時刻の30分前からテストセンターに入場できるため、その時刻に合わせて現地入り。トイレを済ませて、いざ受付へ。本人確認、署名を済ませ、簡単な説明を受けたらもう試験。予定時刻よりも20分ほど早く開始しました。

受付で渡された紙を元に、試験を選択しID、パスワードを入力してログイン。3分のチュートリアルを実施後、本番へ。A試験です。

体感としては、過去問で見ていない問題も多く(過去問を網羅的に解いていないため)苦戦しました。特に、過去問で見てきたよりも計算問題が難しく、かなり早い段階で捨てる判断。知識問題も当てずっぽう、もう終わりだ…などと思いながらも何とか回答を埋めました。

少し見直す時間はあったものの、あまり時間は余らなかったので、知識問題は脊髄反射で解答できるレベルまで持っていけると良さそうだと感じました。

休憩時間はA試験が終了すると勝手に始まって、10分経過したら勝手に終わります。勝手に終わってしまうため、受験者自身が休憩時間を管理しなければなりません。(お腹壊したらおしまいかも)

私は、トイレと水分、ブドウ糖の補給をして戻ったら残り2分程度でした。あと、休憩中にメモ用紙の追加を依頼しました。一枚ずつしかもらえないため実に不便です。

精神統一して開始されたB試験、問題をざっと見て絶望。序盤の数問は簡単だったのでとりあえず解く。もう一度残りの問題を見て先にセキュリティ問題を埋める判断。ただし、セキュリティ問題も捻くれており、読解に時間がかかりそうでした。比較的簡単に回答できそうなものを真面目に解き、他は一時的に適当に埋めます。

さて、残った曲者たちをどうするか。ちまちまトレースするしかありません。正直、行列とか標準偏差(社会学やったくせに?)とか言われてもピンとこない、辛い。時間もない。ええいままよ!とりあえず埋めよう!

適当に埋めてから回答する方針に変更。時間が足りないので序盤を除いて1、2問程度しかまともにトレースできませんでした。

で、時間切れ。得点が表示されます。ドキドキしすぎてテンパって確認後、即ログアウト。そういえば受付の方に「終了確認をするように」と言われていたような…?

混乱しながら受付へ。案の定、終了確認をしたかどうか聞かれ、「わかりません、得点が表示されたらいいんですよね?」と聞くと一瞬考えた様子の後「そうです」と。うわー、不安だと思いながら帰宅し、試験結果がIPAのサイトに反映されるのを待つ。2時間以上して、反映されました!やったー!!!

実は、焦ってたくさん調べたのですが、スコアレポートがメールで送られるらしい。来ない…。えぇ

まあ何はともあれ、受験結果がサイトで確認できたのでよし。あとは結果が正式に確定し、証書が届くのを待つのみです。

試験対策

私がやった対策は以下3つです。

  1. A・B試験共通:Youtubeですーさんの動画を見る
  2. A試験:基本情報技術者試験ドットコムで過去問道場
  3. B試験:参考書『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第3版』を解く⇒最新版があります。

動画について

最初に動画を見てました。というのも、新形式となった試験についての説明があったのと、分野ごとにざっくりとこういう内容です、こう考えますという説明をしてくれているからです。

ねこどん
ねこどん

A/B試験の各分野ごとに再生リストがまとめられています。上の動画は概要となります。

各分野の説明については、こういうのが出ますだけでなく、過去問も交えて解説してくれているので、入門に適していると思います。

IT関連の仕事をしておらず、いきなりテキストを読んで戸惑ってしまったというような方におすすめです。

私はITの仕事してますけど、全然エンジニアとしての経験が浅いので、動画からはじめました。

過去問道場について

有名ですね。私もやったのですが、ちょっと失敗しました。

というのも、過去問道場はいつの試験から出題するのか選択できるのですが、全部選択してしまうと恐ろしい件数の出題が。

過去問道場の出題範囲選択

こうなると網羅的に学習することができず、偏りが出て効率が悪く…。

だったら直近2~3年に絞って全部解くのがおすすめです。余裕があれば他の年度も見てみればいいと思います。

分野を指定して出題することも出来るので、

まずは全体を解く→苦手分野の特定→苦手分野に集中

みたいな使い方も出来ます。

参考書について

これは色々と選択肢があるかと思いますが、私は以下の参考書を買いました。

手元の参考書を見ると、どうやら私のは第3版のようです。

これ、結構良かったです。以前基本情報技術者試験を受けたことがあったのですが、事前に勉強していないと午後問題(現:B試験)は全く意味が分からなくて。

この参考書は、B試験に出てくるアルゴリズム問題の解き方を教えてくれます。

やみくもに解くよりも、ちゃんと解き方を知っているほうがいいのは絶対そう。

トレースという方法で解くことになるのですが、段階を踏んで、トレースのやり方が身につくのでやって損はないです。

ねこどん
ねこどん

解き方の説明がわかりやすかった!プログラミング未経験の方でも、変数の扱い方や代入の仕方、繰り返しや分岐といった構文の意味まで説明されているので理解できる…と思います。

ただ、この本よりも本番の問題が難しかった(出題によって難易度は大きく変わるかと思います)

あくまでトレースのやり方を教えてくれる参考書なので、これをやった後にもっと難しい問題をやるとか、数学の復習をするとかしてもいいかも。

私は何とかなったのですがね!!

まとめ

  • 動画、過去問道場、参考書をやった
  • 試験開始30分前から入場できる(会場によるかも)
  • 休憩は10分で自己管理
  • 早く退出する場合は「終了確認」をしてからログアウトしよう

こんな感じですかねー

B試験が600点すれすれだったので、慣れていない方や文系出身の方などは力を入れたほうがいいのかも。

取れたからいいけど、IT仕事してるのにこの結果は結構複雑な心境です。アルゴリズムに弱いのかな…って。

応用技術者試験も欲しいですが、こちらもCBTにならないとやりたくはないですね。記述問題があるけど…文字数制限もあるし猶更PCでええやん、だめですか?

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました