基本情報技術者試験(CBT方式)を受験して合格したので、当日の流れと対策をまとめておく。
試験当日に「早く終わったらどうなる?」「休憩時間はどう過ごす?」と気になる人も多いと思うので、そのあたりも詳しく書いた。これから受験する人の参考になれば。
基本情報技術者試験(CBT)の基本情報
まず試験の基本スペックをざっくり整理しておく。
- 試験形式:CBT(Computer Based Testing)。好きな日程・会場を選んで受験できる
- 科目:科目A(旧:午前問題)+科目B(旧:午後問題)
- 試験時間:科目A 90分、科目B 100分(通しで実施)
- 合格基準:各科目600点以上(1000点満点のスコア制)
- 受験料:7,500円(税込)
CBT方式になってから随時受験できるようになったので、自分のペースで準備して申し込める点は大きなメリット。
試験当日の流れ
入場〜開始まで(30分前から入れる)
テスト開始時刻の30分前から会場に入場できる。早めに着いてトイレを済ませ、受付へ。本人確認・署名を済ませたら、簡単な説明を受けてすぐ試験開始。
受付で渡された紙を元に試験を選択し、IDとパスワードを入力してログイン。3分ほどのチュートリアルをこなしたら本番のA試験(科目A)へ。
実際、予定時刻より20分ほど早く開始できた。早めに行って損はない。
科目A(旧:午前問題)の感想
過去問で見てこなかった問題も多く苦戦した。特に計算問題が過去問より難しく感じ、かなり早い段階で捨てる判断をした。知識問題も当てずっぽうな回答を埋めながら、何とか時間内に完走。
感触としては、知識問題は脊髄反射で答えられるレベルまで仕上げておくと時間的にかなり楽になる。
休憩時間の注意点
科目Aが終わると、休憩は自動でスタートして10分経つと勝手に終わる。受験者側で開始・終了を管理する必要があるので注意。
私はトイレと水分・ブドウ糖の補給をして戻ったら残り2分ほどだった。休憩中にメモ用紙の追加を依頼できるので(1枚ずつしかもらえないが)、必要なら休憩中に頼んでおこう。
お腹を壊していたらアウトだったかもしれない。体調管理はしっかりしておくこと。
科目B(旧:午後問題)の感想
問題を一通り見て絶望。序盤の数問は簡単だったのでとりあえず解く。残りの問題を再確認してセキュリティ問題を先に埋める判断をしたが、セキュリティも読解に時間がかかりそうだった。
比較的簡単に答えられそうなものを真面目に解き、他は一時的に適当に埋める作戦に変更。時間が足りず、序盤の1〜2問しかまともにトレースできなかった。
正直、行列や標準偏差(社会学でやったくせに)とか言われてもピンとこない問題もあり、ええいままよ!とりあえず埋めた。
早く終わったらどうなる?終了確認の手順
CBT方式は時間が来ると得点が表示される。ドキドキしすぎてテンパりながら確認後、即ログアウト。そういえば受付の方に「終了確認をするように」と言われていたような気が…?
混乱しながら受付へ向かい、「終了確認をしたかどうか」と聞かれた。「わかりません、得点が表示されたらいいんですよね?」と聞くと、一瞬考えた後に「そうです」とのこと。
まとめると:
- 時間が来ると自動で得点表示される
- 得点を確認したらログアウトしてOK
- 早退する場合は「終了確認」を済ませてからログアウトすること(会場によって手順が異なる可能性あり)
結果確認の方法
帰宅後、試験結果がIPAのサイトに反映されるのを待つことに。不安で色々調べたところ、スコアレポートがメールで届くらしい。が、来ない…。
何はともあれ、2時間以上してサイトに反映されていた。やったー!!!
正式な結果確定・証書が届くまでもう少し待つだけ。
私がやった対策3つ
- A・B試験共通:YouTubeですーさんの動画を見る
- 科目A:基本情報技術者試験ドットコムで過去問道場
- 科目B:参考書『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第3版』を解く(最新版あり)
YouTubeで概要をインプット
最初に動画を見た。新形式の試験説明があるのと、分野ごとにざっくりこういう内容ですという解説をしてくれているから。各分野の説明に加えて過去問も交えて解説してくれているので、入門に向いていると思う。
IT関連の仕事をしておらず、いきなりテキストを読んで戸惑ってしまったという方におすすめ。私はIT仕事してるけど、エンジニアとしての経験が浅いので動画からはじめた。
A・B試験の各分野ごとに再生リストがまとめられているので使いやすい。上の動画は概要となる。
過去問道場で科目A対策
有名どころ。やったけど、ちょっと失敗した。
過去問道場はいつの試験から出題するか選択できるが、全部選択すると恐ろしい件数になる。網羅的に学習できなくなって偏りが出て効率が悪くなった。
直近2〜3年に絞って全部解くのがおすすめ。余裕があれば他の年度も見ればいいと思う。分野を指定して出題することもできるので、全体を解く→苦手分野の特定→苦手分野に集中、という使い方もできる。
参考書で科目B対策
色々と選択肢はあると思うが、私は以下の参考書を買った。
手元の参考書を見ると、どうやら私のは第3版のようだが、これ結構良かった。以前基本情報技術者試験を受けたことがあるが、事前に勉強していないと科目B(当時:午後問題)は全く意味がわからなかった。
この参考書は、科目Bに出てくるアルゴリズム問題の解き方を教えてくれる。やみくもに解くよりも、ちゃんと解き方を知っているほうがいいのは絶対そう。トレースという方法で解くことになるが、段階を踏んでトレースのやり方が身につくのでやって損はない。
プログラミング未経験の方でも、変数の扱い方や代入の仕方、繰り返しや分岐といった構文の意味まで説明されているので理解できると思う。
ただ、この本より本番の問題のほうが難しかった(出題によって難易度は大きく変わると思う)。あくまでトレースのやり方を教えてくれる参考書なので、これをやった後にもっと難しい問題をやるとか、数学の復習をするとかしてもいいかも。
まとめ
- 試験開始30分前から入場可能(早めに行くのがおすすめ)
- 休憩は10分・自動スタート・自己管理が必要
- 早退するときは「終了確認」を済ませてからログアウト
- 結果はサイトに2時間以上かけて反映される
- 対策は動画→過去問道場(直近2〜3年に絞る)→参考書の順が効果的
科目Bが600点すれすれだったので、IT仕事してるのにこの結果は複雑な気持ちではある。アルゴリズムが弱いのかな…って。応用情報技術者試験も欲しいが、CBTにならないとやりたくないというのが正直なところ。記述問題があるけど…文字数制限もあるしやっぱりPCのほうがいいですよね?




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