SSSS.GRIDMAN全話視聴した感想:アカネは無自覚に裕太に救ってほしかったという考察

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アニメ「SSSS.GRIDMAN」を視聴したので感想をまとめます。

この作品は「電光超人グリッドマン」の続編的位置づけで、当時の設定を生かした世界観が魅力的です。

特に注目してほしいのが、新条アカネと響裕太の関係の考察です!

未視聴の方向けにさらっと概要をまとめ、以降がっつり感想と考察を書きました。

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アニメ「SSSS.GRIDMAN」作品概要


アニメ「SSSS.GRIDMAN」とは、1993年から放送の「電光超人グリッドマン」の設定を引き継ぐ作品です。「電光超人グリッドマン」は当時新しかったパソコンやインターネット、コンピューターウイルスなどを取り扱った未来志向な作品です。その世界が一般的になった現代の2018年に「SSSS.GRIDMAN」としてアニメ作品が制作されました。

「SSSS.GRIDMAN」物語あらすじ

ツツジ台に住む高校1年生の響裕太は、ある日目覚めると記憶喪失になっていた。
そして裕太は古いパソコンに映る『ハイパーエージェント・グリッドマン』と出会う。
グリッドマンは使命を果たせと語りかけ、裕太はその言葉の意味と記憶を探し始める。
突然の事に戸惑いつつも、クラスメイトの内海将や宝多六花、新条アカネたちに助けられながら毎日を送る裕太だった。が、

その平穏な日々は、突然現れた怪獣によって容易く踏みつぶされた――。
出典:物語|TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」公式サイト

新条アカネがとにかく可愛い

物語の感想の前に、アカネちゃんについて語らせてください。

単刀直入に言いますと、アカネちゃんめちゃくちゃ可愛いです好みです。

なぜアカネちゃんなのか。それは、ラベンダー色の髪、ショートヘア、上半身に集まる脂肪、パーカー、スイートボイス、そして脆い心。これらすべてが私の心を魅了しました。

ピンク系の髪に弱いんですよね…ですが、ピンクなら何でもいいわけではなく、アカネちゃんみたいに無邪気のように見せて脆いというギャップがないとだめなんです。

アカネちゃんは一見サイコパスのようにも見えますが、物語が進むにつれ、彼女はサイコパスではなく、ひたすらに弱い存在なのだと確信しました。

それゆえの不安定さから目が離せず、いつの間にか虜になっていました。

それに、単純にあざとくて好きです。バルタン星人のポーズとかとてもグッときました。

新条アカネ「武士は食わねど高笑い~」

あとあれ!以前から推していましたがエンディング(以降ED)「youthfull beautifull」の開眼シーン!!!!あれほんと美しいのでぜひ映像みましょうね!!!!!!!

「♪このまま足を動かせば 光になる」のアカネ開眼シーン

ここは本当に映像で観ないと美しさが伝わらないので、2話以降EDは飛ばさずに見てくださいね!!!!!

なぜ裕太にグリッドマンが宿ったのか

裕太にグリッドマンが宿った理由については、多くの人が考察していることかと思います。それらを見てしまう前に、私の考えを書いておきます。

やはり、「誰もが新条アカネのことを好きになる世界で、一人だけ立花に惚れていたから」だと思います。

もしかしたら、裕太はアカネの恋人的ポジションとして作られた存在なのかもしれませんが、とにかくあの世界の住人はアカネのために作られたレプリコンポイドです。アカネが望む設定を持って生まれるはずなのに、なぜか裕太は立花に思いを寄せています。

というか、実はアカネは心の底では助けを求めていて、表向きは裕太を自分の恋人として作ったけれど、無自覚に自分を救ってくれる存在として作ってしまったとか…私はそう考えてるんですけど、どうですかね。

裕太の外見、性格ともにすごく主人公向きで、そんな裕太を特撮好きのアカネがわざわざ恋人に設定したのだとしたら、アカネは主人公気質の人間を必要としていたと考えられませんか?

つまり、自分に近しい立場の人間を主人公気質にしたことによって、怪獣を作り続ける歪なアカネ自身に気づいてほしかった、救ってほしかった。

とかだったら個人的にうれしいです。

宝多立花について

アカネは裕太を必要としていた説を提唱しましたが、そんな裕太が思いを寄せていたのは立花です。

なぜ立花なのか。

これは最終話を観ればある程度の検討はつきます。というのも、最終話で現実世界で目を醒ました「新条アカネ」は、まるで「宝多立花」のような容姿をしていたからです。

つまり、立花は現実世界のアカネに似ており、アカネを救うために存在する裕太は現実のアカネに似た立花を好きになった。

実は最終話はニコニコ動画で視聴しており、その際キャスティングの都合に関するコメントがありました。

そのコメントの内容は、「立花とアカネのキャスティングが逆だった」というものです。

しかし、途中で立花とアカネのキャスティングを入れ替えたため、役者さんの手配が間に合わず、「現実世界のアカネ役の人は立花似」になったということらしいです。

真相はわかりませんが、そのような裏事情があるかもしれないようです。

まあ、裏事情があろうがなかろうが、大事なのは物語なので「現実のアカネ似の立花に惚れた説」を推します。

そういえば、レプリコンポイドの目は基本的に青でまとまっていますが、立花は青い目にピンクのハイライトが入っていますね。

目の下の方にピンク

これって立花が特別であることを表しているのではないでしょうか?立花だけなんか特注みたいに、設定が他と違う様子ですし。

現実のアカネに似ているから、目に若干赤が入っているとか。

ちなみに立花ママは目が黄色で、GRIDMANと一緒ですね。外部の人間なんでしょうか?

なぞは深まるばかりです。

君を“退屈”から救いに来たんだ

OPの「UNION」にこんなフレーズがあります。

「君を退屈から救いに来たんだ」

この“退屈”について、最初はアカネちゃんが退屈なのかと思っていました。しかし違いましたね。

「どーも、どーも。アレクシス・ケリヴです」(イケボ)

退屈なのはアレクシス・ケリヴでした。彼は不死身らしく、それゆえに長らく生きていて退屈してしまったそうですね。

そこで見つけたのが「新条アカネ」という不安定な人間。

アレクシス・ケリヴは人間の激しい情動がお好みだそうで、アカネはその激しい情動を持つ人物で都合が良かった。だから、アカネに憑りついて、アカネをそそのかした。

アレクシス・ケリヴこそがOPの“退屈”であり、グリッドマンはアカネをアレクシス・ケリヴという名の“退屈”から救いに来たのでした。

OPで盛大にネタバレしていながら、最後まで楽しませてくれる作品っていいですよね。

おまけ:アンチくんは放置くんで安置くんで完治くん

すみません、ふざけてます。

ニコニコ動画でアニメを視聴すると、結構楽しいコメントやタグに出くわします。

アンチくんを「放置くん」と呼んだり、「安置くん」「完治くん」と呼ぶのも、そのコメントやタグに由来します。

参考までに、放置くんと安置くん、完治くんについて、画像とともに説明いたします(笑)

まずアンチくん▼

アンチくん

物語終盤のアンチくんは眼帯をしています。なぜなら、アレクシスに右目を切られたからです。

そして、放置くん▼

放置くん

第13話中盤でアカネを怪獣から救い出したアンチくんでしたが、アレクシス・ケリヴに腹を切られそのまま放置されていました。そこから「放置くん」の誕生です。

続いて、安置くん▼

怪獣少女 アノシラス(2代目)に助けられ、安置された「安置くん」

第12話終盤で、アレクシスに腹を切られて放置されていたアンチくんを、怪獣少女 アノシラス(2代目)が助けてくれます。その際、公園のベンチに安置された様子から、「安置くん」が派生しました。

そして最後に、完治くんです▼

右目が完治した「完治くん」

第12話エンディング後、アンチくんの右目の包帯が取れて傷が完治したことから、「完治くん」が爆誕しました。

しかも、右目の色が、レプリコンポイドと同じ青色になりましたね。

怪獣の持つ赤目と、この世界の住人が持つ青目の両方を併せ持つ=怪獣と人間どちらの性質も持つのが「完治くん」、いや、アンチくんです。

この右目が青になった理由として、私はグリッドマンの「フィクサービーム」によって修復されたからかと思いました。

まとめ:新条アカネ可愛い!!!

今回、いろいろと考察っぽいこともしてみましたが、一番の主張は「新条アカネが可愛い!」、これに尽きます。

とはいえ、決していい加減に考察したわけではなく、「アカネが裕太に無自覚に助けを求めていた説」は推していきたい所存です。

アンチくんで遊んだりもしましたが、安置くんアンチくんも好きです。愛ゆえのいじりです。本当です。

グリッドマンたちがいなくなった後の世界では、アンチくんが治安を維持してくれるんじゃないかなあと期待しています。

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