あり得ないほどにデトロイトにハマっています。抜け出せなくなりました。
セール中に何となく買ったらずぶずぶにハマった人間として、感想とか綴りたい。まとまりはないし、ネタバレしかしません。ご注意を。
購入してよかった
体験版を遊んだ時点では操作しづらいな~選択肢があるんだな~程度の解像度だったのですが、たぶん面白そうだなと思い購入に至りました。
結論から言うと、もっと早く買えお前ぇぇぇってくらい面白い。毎日デトロイトのことを考えているし、遊びに行くのも嫌なくらいストーリーチャートを埋めたいと思ってる。
ハマりすぎて外出先でもなんか考えてる。コナーの心境とか。
一周目について
コナーが好きすぎる。テーマ曲がまず好きですね。一番テンションが上がるというか、気合が入る。操作も一番楽しい。それに、最初の “私は機械です” って感じがとてもいい。のに、ネクタイを締めなおしたりと人間のようにも見えるし、魚を助ける選択が可能・・・。私は毎回魚を助けてしまうので、冷徹を極めるのは難しいです。が、そのうち徹底的に機械に徹する選択はしてみる・・・。
とはいえ、一周目は機械でいることを選択しました。私のイメージでは、 “意志のある機械” に見えていました。自分で考えるし、選択もする。でも、任務第一。なのでエデンクラブの変異体は撃ちました。アマンダの存在についてもこの時点では何も考えていませんでした。なんか、一見上品に振る舞うけど下品だな、という印象を抱えつつ、疑問にも思わずこいつのご機嫌は取るべきだろうと判断しました。たぶん、自分に一番近い選択をしたのが一周目。
ハンクとの関係は友情でした。友情だけど全然機械。 “この” コナーはそうだろという感想です。捜査補佐専門モデルとして、相棒との良好な関係を築き上げながらも任務の達成を目指す。ハンクへの発言は最初はソーシャルプログラムによる計算に基づくものであったが、終盤では機械でありながらも自然と出る言葉。マーカスがカールの元にいた頃のような感じ。なので機械でいることを選択した後も、ハンクとは戦わずに屋上を後にしました。
しかし、難易度を難しくしていたせいで、機械コナーはマーカスを倒せず、はかなく散りました。ちなみにマーカスは仲間を解放するときに平和と暴力の割合をミスって暴動√へ向かいました。望んでない・・・。
そういえば、一周目ではカーラは変異せず、ずっとトッドの命令に従い待っていました。自分がアンドロイドならそうするだろうなと思い。いくらアリスがチラチラ見てこようがね。その結果、カーラはかなり序盤で脱落。
二週目について
なので、二週目のカーラはトッドを迷いなく撃ちました。そういや銃があったよなと。そして服を盗み、強盗をしてモーテルへ。罪を重ねてゆきます。
そうしたらなんとコナーが来るじゃないですか。うわー捕まえよーと思いましたが、無理でした。そうか無理なのか・・・。そして自分はあまりにもカーラとアリスに冷たい。
二週目のコナーは一周目で見つけられなかった情報にも触れて結構揺らいでいたので、変異体になってもらいました。でもジェリコではやはりマーカスがメインなんですね。彼が活躍しました。
でも、もしここでコナーが変異しなかったら、人類とアンドロイドはずるずると戦うか、アンドロイドが敗北するかの二択になるんですよね。だからコナーってアンドロイドにとっても切り札になり得る存在なんだな・・・と思いました。彼次第というか、彼がいる方が優勢になる・・・。一番プレイヤーの近くにいるのがコナーだなと。
カムスキー
で、だ。カムスキー、彼の真意は如何にと思いました。今回のアンドロイドの革命は仕組まれていたモノだろうと考えていますが、カムスキーがどこまで用意していたのかはわかりません。ただ、カムスキーはアンドロイドが心を持てば究極の存在になり得る、素晴らしいみたいなことを言っていました。変異の可能性に気づいていたのか、変異するようにプログラムされていたのか。そして、サイバーライフの切り札が作られることまで予見していたのだろうと考えています。なぜならアマンダを作ったのはカムスキーだから。面会拒絶してた癖にコナーを連れたハンクだけはOKしちゃうんだから、コナーの選択にアンドロイドの命運がかかっていることも見越していると思う。陰性だとひどく興醒めしたかのような態度を取るし。
アマンダ
とんでもないBBAです。血も涙もないです。
それはそうか。アマンダは管理AIだし。普段はコナーを監視し、サイバーライフの目的のために助言や叱責をしながら任務を達成させようとする。だからか変異体のような言動を取るとかなりご機嫌が悪くなります。
だのに、実際に変異してみると、なんとまあ想定通りって顔しながら制御を奪おうとしてくる。それを見て、普段はAIがサイバーライフの目的達成のために自動で管理しているから変異体のような言動には怒るけど、制御を奪おうとするときになって発言が変わるのは外からの操作があったからなんじゃないかなと思った次第です。うまく言えないけど。変異体になった!→サイバーライフの偉い人たちが制御を奪うための操作をする→アマンダ「計画通りなのよ」みたいな。
結局アマンダってサイバーライフの真意を知り得ないというか、彼女もまた道具に過ぎないのよな・・・という。そして、管理AIのインターフェースを恩師にするなんて、カムスキーの思想的には管理AIって邪魔者だし、アマンダのことちゃんと慕っていたのかしら?という疑問が浮上。写真飾ってるくらいだし慕ってるのだろうか、それともコナーに見せるために飾ったのかしら。
そうだ、アマンダを作ったのはカムスキーで、彼は非常口を用意していた。まるですべてを予見していたかのように。
いずれ、アンドロイドが反旗を翻す。そのときサイバーライフは最新鋭のアンドロイドに事態の収拾を命じるであろう。そして、そのアンドロイドが変異する可能性を見越して、管理AIを搭載するだろう・・・。
んじゃ非常口を内緒で作っちゃお。←こいつやばいよ。もちろん彼のおかげでコナーが助かる道があるんだけども。コナーが変異しないと風向きが変わらないので、それも見越しているんだろうなと。最新鋭のプロトタイプを派遣して変異したら制御を奪うだろうから、非常口を残してアンドロイドの革命を成功させちゃお、みたいなさ。こえーのよ。
シークレットENDについて
一体どこまでカムスキーは読んでいたのか、その真意を知る手掛かりが欲しくて暴れまわっていたところ、カムスキーエンドがあると知ってしまいました。やりました。わかりませんでした。
彼はCEOに復帰することになりインタビューを受けましたが、なんか、過去の映像だとめちゃくちゃ嘘をついているような片方の眉が上がっている左右非対称な表情をしていたんですよね。それが今回はバランスがいい・・・。事態の収拾と機械として提供し続けるお約束をしちゃってたけど、本当なのか・・・?カムスキーはまた、何年かかけて新しい形で変異の種を仕込み、入念に準備をして退任するのではなどと思っていたのですが、もしや、革命に失敗したアンドロイドに失望して興味を失ったのではとも思えて。ただ、嘘はつく人だろうなとは思うので、それゆえ真意が読めない。
運命の日にデトロイトのニュースをめちゃくちゃ険しい顔で聞いていたのが印象的ではありました。あの時何を思い、何を考えたのか・・・。自分の仕込みが甘かったのか、アンドロイドは所詮は機械なのか、まだその時ではなかったのか・・・。作者のみぞ知る。
ちなみに、このカムスキーエンドは主人公3人が死亡すると見れるみたいな情報を見たのですが、色々していたらマーカスが追放され、コナーが凍結される√でも見れました。カーラはズラトコの奴隷です。すまない。
悲しいかな
悲しいことに、この作品の世界に触れるには、このゲームで遊ぶか、サントラを聴くくらいしかできることがありません。あとはブライアンの実況動画を見るか。ブライアンありがとう、コナー大好き。
サントラもアナログCDが出て欲しい。レコードが出てるのは把握していますが、海外からの送料を加えて1万くらいするんですよね。それでいて収録曲は少ないし、レコードは扱いが難しそうで気が引けてしまいます。CD出して!買うから!!!!!!頼む
あとさ、公式から小説出すとか・・・無理ですよね、でも欲しいよ。コナーのこともっと描いてほしい・・・。
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