スマートリングを一年ほど使ってみました。
使っているのは、Makuakeで購入した「b.ring Pro」です。購入価格は500円オフクーポンを使って19,819円。2025年11月に届いてから、今も毎日着けています。
先に結論を書くと、b.ring Proは「スマホを持ち歩かないときの歩数を知りたい」「高価なスマートリングをなくしたら泣くので、まず安めのものを試したい」という人には便利です。
一方で、睡眠を細かく、正確に記録したい人には向きません。私の使い方では、普段の睡眠はそれなりに合っているものの、細切れに寝たときの記録がうまく取れないことがありました。
つまり、健康管理のすごい機械というより、歩数計を指輪にして、ついでに睡眠も見られるようにしたもの。私はそのくらいの距離感で使っています。
b.ring Proを買った理由
購入したのはクラウドファンディングのMakuakeです。
もともと気になっていたのは、睡眠と歩数でした。スマートフォンを持ち歩いていない時間の歩数も記録できたら便利そうだな、と。
スマートリングには、もっと高価な製品もあります。逆に、海外通販で売られている安いものもいろいろありました。
そのなかで、同価格帯ではb.ringシリーズが一番まともそうに見えました。完全に偏見ですが、よくわからない中華スマートリングにいきなり大金を払うよりは、国内向けの販売やサポートが見える製品のほうが安心です。
とはいえ、約2万円。なくしたら普通に泣きます。
実際に購入した価格
私が購入したときの価格は、500円オフクーポン適用後で19,819円でした。
Makuakeでは早割やMakuake割など複数のリターンが用意されていたため、割引条件によって価格は異なります。現在の公式ストア価格とは違うので、これから購入する場合は最新価格を確認してください。
公式ストアでは、現在のProモデルが24,200円で販売されています。また、b.ringシリーズは月額料金なしで使えることが案内されています。
本体の見た目とサイズ

私が選んだのはローズゴールドのチタンモデルです。
左手の人差し指に着けています。サイズは一番小さいものを選びました。公式のProモデルは7号から12号まで展開されているので、私のサイズは7号です。
普段は指輪を着けないため、最初は気になるかと思っていました。しかし、実際には「指輪がついているな」くらい。ずっと異物感があるわけではありません。
見た目も、いかにも電子機器という感じではありません。ローズゴールドなので、健康機器というより普通の指輪に近い見た目です。
ただし、指輪なので作業との相性はあります。
利き手に着けると、マウス操作や筆記のときにかなり邪魔でした。左手に着けるようにしてからは、ほとんど気になりません。
夏場は少し気になって外すことがあります。むくみが気になるときも、5分や10分ほど外します。圧迫感は強くありませんが、指の状態によってはずっと着けっぱなしにできない日もあります。
入浴中は着けられるけれど、外したほうが無難
お湯につけても、私の使用範囲では問題ありませんでした。
ただ、入浴中に泡がつくと滑ります。実際に外れてしまったことがあるので、私は入浴時には外したほうが無難だと思っています。
公式ではProモデルはIP68+5ATMの防水防塵性能が案内されています。ただし、防水性能があることと、泡のついた指輪が落ちないことは別問題です。お風呂でなくすのが一番悲しいので、外せるなら外したい。
半年使ってわかった傷と内側のはがれ

半年ほど使って、リングの内側の一部がはがれています。
何の層がはがれたのか、原因が汗や水分なのか、個体差なのかは判断できません。断定はできませんが、購入を検討している人には見ておいてほしい部分です。
外側の見た目については、普段使いで気になるほどではありませんでした。とはいえ、毎日着けているものなので、半年後の状態が新品のままというわけではありません。
歩数計としては便利
半年使って、一番役に立っているのは歩数です。
スマートフォンを持ち歩いていないときでも、歩数を記録できます。家のなかでスマホを置いたまま動くこともあるので、これは普通に便利でした。
歩数を見たからといって、生活習慣が劇的に変わったわけではありません。歩数を増やすために毎日散歩するようになった、ということもありません。
でも、「今日はどのくらい動いたのかな」とあとから見られるだけで、使う理由にはなっています。
健康管理は、データを見て行動が変わるところまで行けば理想です。しかし私の場合は、まず記録が残ること自体が便利でした。理想、遠い。
睡眠データは普段ならだいたい合う
睡眠時間は、普段の睡眠なら体感とだいたい合っています。
寝た時間、起きた時間を見て、「まあ、そんなもんか」と思うことが多いです。完全にデタラメというわけではありません。
ただし、睡眠が細切れになったときは話が変わります。
何回かに分けて寝たときに、一回分の睡眠しか記録されていないことがありました。私の生活のように睡眠が不規則な人には、かなり大きな弱点です。
一度の睡眠を測るだけならともかく、昼寝や二度寝まで含めて正確に把握したい人には物足りないと思います。
公式では睡眠時間、睡眠段階、睡眠効率、睡眠中の心拍数などが測定項目として案内されています。ただ、製品が記録できる項目と、私が実際に信頼して使える項目は別でした。
私の場合、睡眠データの精度に疑問を持つようになってから、睡眠をもとにした提案やAIレポートはあまり見なくなりました。

補足ですが、2026/10/7のアップデートで昼寝も記録されるようになったらしいです。それはちょっと確認したいところ。
心拍・ストレス・AIレポートはあまり使わなかった
歩数は見ていますが、心拍やストレスの数値はあまり当てにしていません。
少し使ってみた機能もあります。
- AIレポート
- AIチャット
- 食事記録
しかし、どれも継続利用には至りませんでした。
AIレポートは、そもそも元になるデータの精度に納得できていない状態では、ありがたいアドバイスというより「そのデータを信じていいのか?」が先に気になります。
食事記録も、写真から記録できる機能を試しましたが、私には面倒でした。食べるたびに写真を撮って記録する。健康管理としては正しいのかもしれませんが、続かないものは続かない。
バッテリーは最近かなり短くなった
購入当初は、1週間程度使えていました。
公式の最大7日という案内とも、だいたい合っていたと思います。
しかし、最近は3日に1回くらい充電しています。アプリのアップデート以降に持ちが悪くなったように感じますが、本体バッテリーの劣化もあり得るので、原因は断定できません。
どちらにしても、今のバッテリー持ちは不便です。
私は面倒くさがりなので、充電を忘れて電源が切れていることがよくあります。記録を取りたいのに、リングが寝ている。人間もリングも充電が必要です。
専用ドックは、使い方自体は普通です。ただ、リングを置いたときに一度ですんなりはまらないことがあり、少しコツがいります。
充電中は着けられないので、充電を忘れて不本意なタイミングで充電することになると不便です。これはもう、こまめに充電すれば解決する話ではあるのですが、その「こまめに」ができないから困っているんですよね。
血中酸素の数字は参考にもしていない

血中酸素などの数値も表示されますが、私はあまり信用していません。
表示値に「これはさすがにおかしくないか」と感じることがあり、健康状態を判断する材料にはしていません。

86%。数値を真に受けると救急搬送されているレベルの血中酸素ですよ。
b.ring Proは医療機器ではなく、公式も測定値は医療機関の検査結果とは異なる場合があると案内しています。体調に関する判断を、このリングの数値だけで行うものではありません。
このあたりを重視する人は、スマートリングではなく、医療機関や医療用途に対応した機器の情報を確認したほうがよいです。
b.ring Proをおすすめできる人
b.ring Proは、次のような人に向いていると思います。
- まずは安めのスマートリングを試したい
- 高価なリングをなくしたらショックが大きい
- スマートフォンを持ち歩かない時間の歩数を知りたい
- 睡眠は参考程度に記録できればよい
- 月額料金なしで使いたい
- 数値を厳密な健康データではなく、生活のメモとして見たい
特に「歩数がわかれば、睡眠は参考程度でいい」という人には、使い道があります。
b.ring Proをおすすめしにくい人
逆に、次のような人にはおすすめしません。
- 正確な健康データを取得したい
- 睡眠が細切れで不規則
- 昼寝や二度寝まで正確に記録したい
- AIのアドバイスを健康管理の中心にしたい
- 充電を忘れやすい
- データの欠損やバッテリー切れがストレスになる
睡眠計測を最優先するなら、より高価格帯の他社製品も比較したほうがよいと思います。
まとめ:歩数計としては便利、睡眠計測は割り切りが必要

b.ring Proを半年使ってみて、一番よかったのは、スマートフォンを持ち歩かないときでも歩数が記録できることでした。
本体は軽く、左手の人差し指に着けていれば邪魔になりにくいです。ローズゴールドの見た目も気に入っています。高価なスマートリングよりも気軽に試しやすい価格だったことも、毎日使い続けられた理由だと思います。
一方で、睡眠が細切れになったときの記録には不満があります。最近はバッテリーも3日に1回ほどの充電になり、充電を忘れて記録が途切れることも多いです。
なので、b.ring Proを「高精度な健康管理デバイス」として買うと、期待外れになるかもしれません。
私の評価は、歩数計としては便利。睡眠計測は参考程度。AI機能や食事記録は、私には続かなかった。そんな感じです。
高価なスマートリングを買う前に、まず指輪型のウェアラブルが自分に合うか試したい。そのくらいの気持ちなら、選択肢に入れてもよいと思います。
※この記事は、2025年11月に到着したb.ring Proを約一年使用した個人の感想です。仕様、価格、アプリの機能は変更される可能性があります。健康状態の判断や医療上の判断には使用しないでください。

ぶっちゃけステンレスの安いモデルでいいかも。むしろそっちのほうが参考程度の睡眠と歩数の取得にちょうどよさげ。アプリは一緒ですし。


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